1973-04-18 第71回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第8号
ボンベイ事故では、副操縦士も処分されましたが、この副操縦士は、運航規程〇四−〇四−〇二に定められた慣熟訓練、つまりルートの状態になれるために、実際に勤務につく前に、一回あるいは二回その路線になれるために乗務をしなければならないわけですが、その慣熟訓練を行なわないままに乗務しております。
ボンベイ事故では、副操縦士も処分されましたが、この副操縦士は、運航規程〇四−〇四−〇二に定められた慣熟訓練、つまりルートの状態になれるために、実際に勤務につく前に、一回あるいは二回その路線になれるために乗務をしなければならないわけですが、その慣熟訓練を行なわないままに乗務しております。
それから、ボンベイ事故の問題については、運航規程をちょっと読み上げますと、「副操縦士の最低資格に関する規定中南回りヨーロッパ線については、カラチ−カイロ間は二往復、ただし八百時間以上の飛行時間を有する者は少なくとも一往復の飛行経験を有すること、それ以外の路線においては少なくとも一往復の飛行経験を有すること」が最低資格として定められていたわけですけれども、この処分をされました副操縦士は、そういう路線慣熟
○内村(信)政府委員 先ほど大臣から御説明申し上げましたが、ボンベイ事故以後日航に対しましては立ち入り検査などをいたしますと同時に、勧告を出しております。
ボンベイ事故の以前、七月三日にこれが出されているわけですね。それから、機長の路線見習いの回数をふやすこと。現在のように片道では少な過ぎる。これも七月、三日に出ております。東京では整備を完全に行なうこと。キャリーオーバーしないこと。それから、気象レーダーの性能を向上させること。それから、定時点検整側方式として、不良になるまで使用することをやめること。こういうことが出ております。
そこで、まず大臣からの答弁をいたします前に、事務的に先般のボンベイ事故の後に私どもがどういうことをしたかということを御説明申し上げたいと思います。 そこで、昨年の九月二十九日から十月二十日まで、乗員の訓練あるいは審査体制あるいは機長に対する審査等につきまして実地に私どもの検査官が乗り込みまして、実際の状況を監査いたしました。その結果出しましたのが十一月十三日付の勧告でございます。
その際に、私どもボンベイ事故直後の昨年の九月二十九日から十月二十日までに乗員の訓練とか審査体制並びに機長に対する実地審査等の立ち入り検査を行ないました。